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Illustratorで3Dデータを作ってみました!
こんにちは♪スタッフさちです♪
11月もなんでこんなにまだまだ暑いのよ~と思っていたら、
あっという間に寒さが本領発揮してきましたね…
自転車の民の私、耳が寒すぎて耳当てを慌てて引っ張り出しました。
さて、今回は今までと違った方法で
3Dデータを作成&3D出力してみたのでご紹介!
冬っぽいものが作れたらなぁと雪の結晶を出力してみました♪
このデータ、実は3DCADで作ったものではなくて
cre8ではお馴染みのIllustratorで作ったデータなんです!
2022年の11月に工場長がSNS投稿していたんですが、
当時のIllustrator2023のアップデートで
3Dファイル形式の1つ、OBJ形式※での書き出しができるようになりました。
2年も前の更新なので、今更のご紹介感はあるんですが…笑
普段、3Dプリンタを使用されるお客様には主に「STL形式」で
データのご準備をお願いしていますが
cre8にある3DプリンタはOBJ形式からのスライス・出力にも対応しています。
※OBJ形式は、面のメッシュデータに加え
発光(色)やテクスチャのデータも保存できる3Dデータです。
詳細については、「OBJ」や「STLとOBJの違い」などで検索してみてください~!
なので、この「IllustratorからOBJ形式で書き出せる」は
3DCADはできないけれど、Illustratorでならできるかもしれない!
という方(私も!!)には、結構嬉しいアップデートだったんです。
なのに、いつかやろう、いつかやる、、、で先送りになってまして。。。
ね。そういうことってあるよね。。
で、やっとこさ、やっとこさチャレンジしてみた次第です!
これならIllustratorの3D機能で垂直に押し出せれば
私でもできるかも!???と
いっちょ試しにやってみたら思った以上にさくっと
しっかり立体になってくれました!
わーい!!
できるって楽し~♪♪
早速、OBJ形式でデータを書き出して
3Dプリンタの専用スライサーソフトに入れてみます。
今回は積層タイプの3Dプリンタ、P1Pを使います。
うん、大丈夫そう!
ということで、どんどん出力いってみよ~!!
折角なので最近入荷したばかりの新カラー「シルバー」の
ABSフィラメントを使ってみました!
今までグレーのフィラメントはあったのですが
P1Pのシルバーは今回ははじめまして!です。
ちょっとメタリックっぽい感じ??どうなるかな~!!
まずは試しに1つ…
自分で作ったデータがどんどん形になってる!!
やったー!!
メタリック感も相まって、ちょと歯車にも見える!笑
今度はいくつか並べて出力!
できました~!!
吊るして展示ができるよう、頂点に1か所ずつ穴のあるデータにしたのですが
穴もしっかり開いてました♪
とっても嬉しい!
ちなみに、ちょっと縮小して出力したモデルは
穴がつぶれてしまっていたのですが、こんな時もcre8なら大丈夫!
穴に透明テグスを通して吊るすと…
雪が降りました~!!(大きいけど可愛い!!笑)
ということで、Illustratorで作る3Dデータ
すっごくザックリご紹介しましたがいかがでしたでしょうか♪
3DCADはハードルが高い…というIllustratorユーザーの皆さんも
簡単なデータからお気軽にチャレンジしてみると
ものづくりの幅が広がりそうですね!
Illustratorの3D機能については
皆さんもぜひ色々調べてご活用いただけたらと嬉しいです~♪
※先述の通り、OBJ形式は面のメッシュデータに加え
発光(色)やテクスチャのデータも保存できる3Dデータですが、
色やテクスチャはあくまでも「見た目」の表現のため3D出力の際には反映されません。
また、cre8の3Dプリンタは単色出力専用機なので
複数色で出力をご希望の場合は色ごとにパーツを分けての出力となります。
あらかじめご了承ください。