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チャレンジ!缶バッジに電解マーキング
こんにちは、りょんです!
鬼滅の刃、すごい流行り方してるなぁと思って漫画を読み出したら
見事にハマっちゃって、
単行本最新巻まで読んだ翌日に
映画無限列車編も観に行ったんですけど
いやぁすごかった…替えのマスクを忘れたので帰り道すごく不快でした…
推しは派手な忍者と教祖の鬼です
さて!
最近電解マーキングのマシンが導入されて
今まで金属加工の難しかったcre8で
ようやく金属そのものの加工ができるようになりました!
(カットは出来ないよ!詳しくはこちら)
そこで今回テストしてみるのが、電解マーキング缶バッジ!
缶バッジって通常、金属のパーツの上に丸く切った紙を載せて
その上にフィルムを載せてマシンでガシャン、っと挟む
っていう作り方をするんですが、
今回は金属のパーツに直接絵柄をマーキングして作ってみようと思います!
きれいに出るかなー!
(この頃のりょんは知りもしなかった…思いもよらぬ工程で詰む未来を…)
まずはIllustratorでデータを作成!
缶バッジはΦ44mmとΦ56mmというサイズで、
今回はそのサイズいっぱいいっぱいに印字したいので
マーキング用の版を作る専用プリンターでは寸足らず。
(専用プリンターで作れるシートの最大幅は32mm。)
ということでカッティングシートでマーキング用の版を作るので
デザインはパスデータで用意します!
缶バッジサイズのガイド線の中に
データが収まるようサイズ調整をします。
こんな感じかな〜
(しっかりカバーするために缶バッジサイズの水色のガイド線よりも
外側にカット線を作りましたよ!)
(ま、結果あんまり意味ないんだけどね!)
カッティングプロッターにデータを送信して
カッティングシートをカットしてもらいます!
カットが終わったらカス取りをして、適当な大きさにカット!
これをこのまま缶バッジの金具に貼り付けたいので、
カッティングシートに転写用のアプリケーションシートを貼ります。
アプリケーションシートとカッティングシートを台紙から剥がして、
あらかじめクリーナーで脱脂しておいた缶バッジの金属パーツ(フタ部分)に載せます。
アプリケーションシートをめくって
金属パーツにカッティングシートを貼り付…
けたかったんですけど、錆び防止加工などされているからか
カッティングシートが全っっっっ然くっつきません。
なかなかな長時間カッティングシートと格闘し、
なんかもう無理矢理上にのっけました。。
(ここで目の方のデザインはこの方法で缶バッジにするのは無理だと悟り、
なかったことにしました。)
辛うじて乗っかっているだけのカッティングシートをズラさないよう気をつけながら
いざ!電解マーキング!
おお!!
意外にも!ズレずにマーキングできました!
電解液をしっかり拭き取ったら、次は缶バッジマシンへ!
マシンにさっきマーキングしたパーツをセットして…ガシャン!
あれ?おかしいぞ?
ちょっとこれ缶バッジマシン使ったことない人に説明しにくいんですけど
消えてるはずのパーツがね、消えてないんですよ(意味わかんないでしょ、やればわかる)
ガシャンってしたときにパーツが上側の部品に吸い込まれるはずが、
何度やってもだめで。
冒頭で言った通り、通常缶バッジって
さっきマーキングに使った金属パーツの上に
紙とフィルムを載せてからガシャコンってするところ、
今回金属パーツのみでガシャコンってしたわけです。
そうすると多分もう仕組みからだめなんでしょうね。
何か上に載せて一緒に巻き込まなきゃだめなんですね。
パーツにフィルムを重ねてガシャコンしたら事なきを得ました。
フィルムかけずに金属の質感のままの缶バッジにしたかったんだけど
それは無理だということがわかりました。。
というわけでそんなこんなで完成です!!
金属マーキング缶バッジ-透明フィルムを載せて-〜〜〜!
マーキングの風合い自体はなかなか味があって良い感じです!
ちょっとムラになってるのは多分わたしの手の脂のせい。。
(脱脂した後カッティングシートで苦戦してベタベタ触っちゃったからな)
まとめとしては、
「缶バッジに電解マーキング、
できるけど難しいな!」
マーキング用の版さえどうにかなればなー!
思い付く方法がどれも面倒臭すぎるんだよなぁ…
何か良い案を思い付いたらまた試してみよう…