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ステンシルシートを作りたい!
こんにちは、りょんです!
いつもは夏の終わり・秋の始まりってめちゃくちゃ憂鬱になるんですけど
今年は初夏に買った狼の刺繍の入ったスカジャンを早く着たくて
秋を心待ちにしていたので涼しさにウキウキしてます。
また一つ自分のご機嫌取りの方法を学びました。
さて、普段お客さんの
「あんなことがしたい・こんなことがしたい」を聞いていると
なかなか定期的に登場するのが「ステンシル」。
cre8はモノや布に直接プリントができたり、
メディアにマスキングテープを貼ってレーザー彫刻して
マスキングが飛んだ部分に色を載せて着彩するなど、
ステンシルシートを作らずとも
モノへの直接加工のご案内ができちゃうので
それで解決しちゃうことがほとんどなのですが、
やっぱり手で着彩したときのアナログ感がほしいとか、
シートを作って色んなところにステンシルしたい・量産したい
という方に向けて今回はステンシルシートの作り方をご紹介!
大体みなさんが最初に悩まれるのが素材。
紙?アクリル?プラ板?
これ、昔いろいろ試された先人の知恵なのですが
クリアファイルがとても有用です!
クリアファイルの接合部分と背の部分?を切り落として
ペラペラのシート状にして使います。
厚みも丁度良いし繰り返し使える!
湾曲したものにやりたいときとか
細かいデザインにはカッティングシートを使われる方も多いです!
どちらもデータや制作工程は同じなので
今回はクリアファイルでステンシルシートを作ってみますね!
まずイラストレーターでデータを作成します!
パス上をカッターが動くのでしっかりパスにしておいてくださいね!
(ラスターの画像(jpgとかpngとかのまま)はNG)
はい!こんな感じでパスデータを作りました!
このデータをイラストレーターからカッティングプロッターに飛ばします!
メディアによってカットの圧力やスピードを調整しなきゃいけないので、
本番のカットの前に端っこでテストカット。
弱い圧力からテストしていって、5回目で良いカット値を見つけました!
今回はカット圧18、スピード10で丁度良く切れましたが、
材質や厚みによって設定は変わるので都度テストをお願いしますね☆
メディアからデータが外れていないか確認して
データの位置調整などが済んだら、
いざ!
カット完了!
あとはカッターで切り分けたら、ステンシルシートの完成です!
早速愛用のクロッキー帳にステンシルしてみたいと思います。
マステでしっかり固定して…
スタンプ台でポンポン色を載せ…
剥がしたら…
じゃーん!
紙が悪いのかインクが悪いのか腕が悪いのか
だいぶぶよぶよしちゃったけど
このアナログ感が醍醐味ですよね!
加工機械じゃこの予測できない滲み方というのは出せないしね!
コツがあれば教えてください!!笑
(この数字を見て「もしかして…」と思った方、エア握手しましょう…
ロックバンドのボーカルとアイドルゲームのキャラの誕生日です…)
ということで!
ステンシルシート作ってみたいなあと思っていた方の
参考になれましたでしょうか…??
なんとなくイメージだけでも掴んでいただけたら何よりです〜!
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