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カッティングプロッタが新しくなりました。
出逢い 別ち また出逢い
春ですね
今年も皆さん次のステージへと
素敵なお別れの季節でもあります。
また遊びにきてね!
そんなcre8に新入生がお目見えです。
ばばーん!
カッティングプロッタCE7000-40です。
機械に取り付けられた専用の刃が作成したラインデータの通りに走って、紙やラベルをカットするあれです。
昨年11月に発売されたばかりのニューフェイス。
早速、昨年末よりcre8で元気に働いています。
前機種CE5000-40からの主な変更点としては
・少し力強くなりました(カット圧の話し)
・カットマークの読み取り精度の向上及びスピードアップ
・持ちにくい上、なんか頼りない外観(大きさと材質)
・独特で扱いにく過ぎる本体画面!
以上です。
Illustrator用のプラグインが時代遅れとなり、この度最新機種となりました。
そうでした。
もう一つあった主な特徴
・見捨てられてる感のある最新のプラグイン!
Illustratorプラグインの開発元とのライセンスの問題なのか、製品自体の開発とは切り離されている感がビシビシと伝わってくる、とても心許ない使用感なのですが仕方が無い。どうぞ奥歯をかみしめながら使っていただきたい。
カット圧が強くなっているのですが、これは諸刃の剣で、扱いになれないとメディアも機械も傷めます。お気を付けて。
カットマークの読み取りは本当に良くなっています。
印刷されてない単色のカッティングシートなどをカットする際は、どこから始めても問題が無いため、カットマークはそもそも必要ありません。
これが印刷された紙だったり、シールだったりの場合は、どこに刃を下ろして良いのかを機械に判断してもらう必要があります。
その基準となるのがカットマーク。
パソコン上のカットデータと、印刷物に同じカットマークを用いることにより、正確にカットが行えます。
ただカットしたいメディアの両端をローラーで押さえて送ったり、戻したりするのでメディアそのものが反ってきます。
カットする位置の基準となるカットマークはそもそも素材の端に印刷される事が多く、この反りの影響を受けやすい部分でした。
反る
↓
マーク検出用のセンサーで読めなくなる
↓
エラー そして セット そして エラー そして エラー
↓
イライラー イライラー
イライラしない為にベテランの工場長などは読み取りの瞬間、素材を指で押さえていたものですが、お客さんにはなかなか勧めにくい。失敗すると痛い。
これが(やっとこさ)解決されているのが今回の機種になります。
どうやっているのか。
読み取り部分のセンサー横からシャコっと抑えの棒がでてきます。
なんとも かいがいしい ではありませんか。
シャコっと出てくるのです。
他にも細かい変更点はもちろんあるのですが、
読み取りの事故が少なくなった。これが一番のポイントです。
ぜひどうぞ。
動画もどうぞ。こんな感じで動きます。
以上、工場長でした。