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シルクスクリーンでTシャツ作り!
こんにちは、りょんです!
常連さんでも案外知らないものが埋まっていたりするcre8ですが、
きっとこちらもマイナーであろう、シルクスクリーン。
わたくしcre8に勤めてもうすぐ3年になりますが、
お客さんが使っているところは実は一度も見たことがありません。。
使い方が分かる方のみのご案内(※ご案内詳細は最下部に書きます!)で
わたしも使ったことはなく。。
一度やってみたいなーとずっと思っていました。
そして先日!
友達にTシャツを作ってほしいと頼まれたので
今だ!と思い初シルクにチャレンジしました!
ので!その様子をご紹介いたします!
使うのはTシャツくん!枠の内寸は250mm x 250mmですが、
ぎちぎちだと端っこの方が上手く刷れない可能性があるので
余裕を持ったサイズのデザインにしていただくことをおすすめします!
それではまず、枠に専用スクリーンをはめ込みます!
はめ込んだらネジ留め!
こちらのスクリーンは全面に感光剤がついていて紫外線NGなので取り扱い注意です…
日中陽が高い時間の作業は避けた方がいいかも…
スクリーンが張れたら一旦露光機の中にしまっておいて、
次はシルクスクリーン版を作るための原稿作りです!
専用の用紙を用意すればそこに絵柄を手描きする形でも大丈夫なようですが、
今回はcre8流!ダイレクトプリンタとアプリケーションシートで作ります!
ダイレクトプリンタで印刷するので
原稿用の絵柄はイラレ形式で作っていただくのが好ましいです!
そのデータをアプリケーションシートの粘着面に正像のままプリントします!
黒のみで印刷するとこの後の製版の工程で露光した際光が透過してしまうので
黒の下に白を重ねて印刷をしてくださいね!(りょん一度失敗済、、)
原稿ができたらスクリーンの裏面にぺたっと貼るだけ!
上にスポンジを乗せ、蓋を閉め、露光開始!
露光したスクリーンから原稿をぺりぺり剥がすも、見た目は変わらず一面紫。
でも濡れた筆でやさしく撫でてあげると…
こんな感じで!UVインクに光が遮断されて露光されなかった部分だけ
感光剤が抜けて絵柄が浮かび上がってくるのです!
この絵柄の部分だけをインクが通ってプリントできるという仕組み!
(実はここまでのお写真は白インクを重ねずにUV印刷した原稿を使った版のため、
光を遮断し切れず抜きの工程が上手くいかずこの後失敗しています。。
次から出てくるお写真は新しく作り直した版なのでちょっとデザインや大きさが違います…!)
綺麗に抜けた版を印刷機にセットして、Tシャツもしっかり位置を合わせて!
版の端っこに専用インクを乗せます!
これをヘラでぐぐぐっと伸ばして…
版を持ち上げると…!
わー!!刷れたー!
布がちょっと動いちゃったのか少しズレてますが刷れたー!!
このあとも別のTシャツやトートバッグなどセットしてどんどこ刷っていきます!
後半は目が詰まってきてちょっと掠れていましたがそれも良い味!!
(後日調べたら目が詰まった時は版の裏側を濡れティッシュで拭くといいそうです!)
あとはドライヤーで乾かしたあとアイロンをかけたら完成ー!!
1枚1枚手刷りなのでなんだか温かみを感じる…
とても良いものができました…
レクチャーしてくださった工場長、手伝ってくださったさっちーさん
ありがとう…ありがとう…
さて!
シルクスクリーンご利用希望の方へのご案内方法ですが、
○Tシャツくんを使ったことがありスタッフのサポートが必要ない方
→施設利用料のみでご利用可能
※シルクスクリーンご利用の際は事前にお電話にてお問い合わせください。
※スクリーン・インク等はお持ち込み。
※版をcre8で作る場合は原稿作成用のアプリケーションシート代とUV印刷代がかかります。
○シルクスクリーン初挑戦の方
→スタッフ付きっ切りでの作業となるため「フルサポート」をご予約の上ご利用
※施設利用料と別途フルサポート料金(¥3,000/30分)が発生いたします。
フルサポートは利用日直前のご予約が承れませんので、お日にちに余裕を持ってお電話にてお問い合わせください。
※スクリーン・インク等はお持ち込み。
※版をcre8で作る場合は原稿作成用のアプリケーションシート代とUV印刷代がかかります。
と、いう感じです!
ご不明な点や不安な点があればお気軽にお問い合わせくださいね!