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VINCIとラバーシートの併用を試してみました!
こんにちは、新スタッフのりっちゃんです。
暑いですね、Tシャツの季節ですね。
Tシャツなどの布地にプリントできるとあって、VINCIを使った熱転写はとっても人気です!
また、ラバーシートによるプリントも、単色となりますが、お手軽ですし色むらも無く、素敵ですよね。
ところで、ラバーシートの上にVINCIの熱転写ってできるのかな?と疑問に思われた方はいらっしゃいませんか??
そこで、本日の平野先輩からの指令は、タイトルの通り、試してみて結果を報告しなさい。とのことでした!
①VINCI上にラバー
②ラバーの上にVINCI
③VINCIとVINCIを重ねる
の3パターンで、VINCIが上にくる場合は白下地あり・なしの両方 を試してみよ、とのことでした。
さっそく、覚えたてのVINCIでの熱転写を一人でやってみます。。。
VINCIでのプリントは上手くいきましたので、のりシートをラミネートして、熱プレスして、
のりシートをはがして、カットしました。
この、のりシートをはがす作業は素早くかつ慎重に行うことが重要です。
はがれないときは、再度熱を加えてあげたほうが良いです。
が!わたしはこの作業でミスを犯していたのです!
複数の絵柄をA4サイズに印刷し、そのA4サイズのまま、熱プレスしてのりシートをはがそうとして、途中ではがれない部分があり
再度A4サイズ全体に熱を加えましたので、一度はがれていた部分がずれて熱が加えられたのです!
この雑な作業は、仕上がりに影響します。。
美しく仕上げるためには、パーツごとにあらかじめ切っておいて、熱プレスし、それぞれ一つずつはがす、という方法がおすすめです!
ラバーシートもカッティングプロッターを使ってカットして、プレスしました。
熱プレスは、VINCIと使った熱転写の場合は125℃で30秒間で、ラバーシートの場合は140℃で10秒間というように、
温度と時間が違っています。
念のために、下にも上にもクッキングシートを敷いて、
熱プレスします!
できました!
では、結果をじっくりと見てみましょう
①VINCI上にラバー
VINCIによる転写面へ、高温による影響は無いように思われます。
また、ラバーシートにつきましても、VINCIによる転写面の上も布地面とそれほど変わらない接着具合です。
②ラバーの上にVINCI
こちらも、接着具合に関する問題は無いように思われます。
上の写真がVINCIによる転写のとき、白下地も追加したもので、
下の写真は白下地の無いものです。
③VINCIとVINCIを重ねる
こちらも接着具合には問題ないように思われます。
上の写真が白下地あり、下の写真が白下地なしです。
白下地のあるほうがやはり見えやすいですね。
また、上に重ねるVINCI転写の絵柄を、透明部分もあるものにしてみました。
よーく見てみると、上に重ねた図の透明部分が白っぽくなっています。
以上、結果報告でございました。
布の種類や、ラバーシートの色によって個性がありますので、色々なパターンでお試しいただければと思います◎
少しでもみなさまのものづくりの幅が広がるヒントになれば幸いです!