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【ご報告】含笑寺JCT、おつかれさまでございます。
「みんなのお手伝いさん」こと平野より、
昨日、日曜昼下がり、とあるお寺の本堂にて
開催されたファブイベント
【含笑寺JCT】
の、ご報告をさせていただきます!
今回、会場を提供してくださいました含笑寺様。
石柱の寄席文字が、ほんとに素敵でございます。
会場に到着し、
あまりの緊張に満面の笑みでごまかす私と
イベント主催者、MakerLabNagoya の松岡さん。
錚々たる顔ぶれの中、壇上に上がり、スタートです。
まずは、東海四県のファブ施設。代表者によるパネルトーク。
各々の施設紹介、自己紹介。
特徴や魅力を実例や写真を交えて語ります。
アルファベット順、ABC…
cre8 BASE KANAYAMA の私平野が
トップバッターを努めさせていただきました。
オープンしてから半年、まだまだ学ぶこと多く、
活動実績としてご紹介できるほどのものもございませんが、
精一杯、cre8 をアピールを、エプロン付けて語ります。
cre8 の半年間を振り返り、
これから迎える1周年に相応しい
実績を積み上げることを公言しました。
目指すは「ファブ先案内所(人)」です。
cre8 の持ち味でもある
ファブ初心者でも気軽に利用ができる「敷居の低さ」や
広く浅くも様々なご要望にお応えできる「多種多様な加工機械」、
用途に合わせて自由に使える「充実したコミュニティスペース」、
ターミナル駅から徒歩で通える「アクセスの良さ」から
間口を広く、幅広い世代や職業、思考や趣味の方々、
「モノづくりの喜び」を実感していただいたお客様へ、
今回ご参加されていた方々のような、より深い
「経験」「知識」「環境」「コミュニティ」をご紹介できる、
「東海ファブ界のターミナル駅」
としての役割を担えるよう、精進していく所存です。
今後の活躍活動にご期待いただけますと幸いです。
続きましての紹介は、
駄菓子屋工房「Elan’s Craft」さん。
その名の通り、3Dプリンタやレーザーカッターなどの
工作機械が使える駄菓子屋さんでございます。
ファブ施設としての運営の他に
3Dプリンタでのクッキー型製作販売サービス「Elan’s Cookie Craft」
ドローンを用いた空撮サービス「エランの空撮」など、
技術と環境、魅力を最大限に利用した活動もご紹介されていました。
お話を聞いただけで、もう垂涎モノです。
是非とも今度遊びに行かせて頂きます!
ただいま絶賛改装中とのことですので
春先にお伺いして、このブログにて
ご紹介できればと考えております。
続いてのご紹介は、
FABLAB HAMAMATSUこと「TAKE SPASE」さん。
ファブマスターの竹村さん不在のため
利用者かつ中核メンバーの須田さんによるパネルトーク。
オープンからの歴史や、これまでのプロジェクト、
現在進行形の取り組みなどを
たくさんのお写真を交えてご紹介下さいました。
FabLabにバイオ実験のできる設備を導入する「バイオラボ」や
地元浜松の農業を元にした「オープンアイガモプロジェクト」など
その土地ならではの地域貢献を担うプロジェクトは
たいへん興味深く、身を乗り出して聞き入ってしまいました。
納屋を改装して作られた広く深く入り組んだ建物。
その部屋のひとつひとつに加工機械が立ち並ぶ、
夢の様なスペース。
実は、私平野も昨年末のクリスマスイブに
見学でおじゃまさせていただだきました。
ご紹介記事を近々アップいたしますね。
お写真がなくてごめんなさい。
以前私がお伺いさせていただいた際のお写真を使わせて頂きます。
続きましてのご紹介は「名古屋のHackerspace」として知られる
伏見にございます堀川沿いのコミュニティラボ。
「SHAREBASE」さん。
川沿いにずらりと立ち並ぶ、
飲食店やオフィスがひしめき合ったビルの中。
秘密基地のようなコワーキングスペースにて
名古屋だけでなく、全国各地、世界中からの人が集い、
日々、様々なプロジェクトや交流が生まれる場所でございます。
これまでに開催されたイベントや
実現されてきたプロジェクト。
訪れる旅人さんによる、モノづくりや活動。
興味深く魅力的な、コト、モノ、ヒトを
実例を交え、たくさん語ってくださいました。
主催者の松岡さんもコアメンバーとして活動されている
名古屋新栄にございます「大人の図工室」こと
「MakerLabNagoya」さん。
大人になると、
なかなか機会や環境を得られないモノづくりの場所。
そんな方々に誰でも気軽に使える「市民の図工室」として、
お互いの知識や技術やノウハウや道具をシェアしながら、
楽しくモノづくりができる環境を提供されています。
子どもも大人も楽しめる
「MAKING COOKIE PARTY」のようなイベントや、
昨年私も参加させていただいた
「EAGLECADワークショップ」といった勉強会、
電子工作に触れ合い作るワークショップ
「LEDパタパタアニメーションをつくろっか」などなど、
市民の方々に向けた、様々な取り組みは
お話を聞くだけでワクワクするようなものばかり。
しっかりとチェックして、
今後とも参加し、関わらせていただきたいです。
最後のパネルトークは
先日私もお伺いさせていただいた
オープンスタジオラボ「NODE-LAB」さん。
メディアクリエイションの交流、発信の場として
海外のクリエイターとの交流ワークショップや
意見交換や制作を行うメディアアートの勉強会、
移動型バスミュージアム「MOBIUM」など、
錦にあるLABだけでなく
全国各地に跨って、テーマに基づいた
幅広く様々な活動をされておりました。
移動型バスミュージアムは私の故郷の鹿児島にも
訪れており、なんだかとても感動してしまいました。
その後のライトニングトークにて
河村さんがお話されていたプロジェクト
「ツクロッカ」
今年の夏から秋にかけて開催される国際芸術祭
「あいちトリエンナーレ2016」の開催に合わせた
ものづくりの可能性を広げつつ、
芸術表現との関わりを追求し、
アイディアを共有するというもの。
参加して、個人としての作品出展も目論んでおりますので
どうぞよろしくお願いします。
会場には、多くの「モノづくり」好きが集まって、
ご自身の作品の展示紹介や、活動についてのお話など
休憩時間も惜しんでの交流がそこら中で生まれておりました。
しばしの休憩、歓談の後、
ご自身が行っているファブ活動や、今年の目標などについての
「ライトニングトーク」もございました。
大学にファブ施設を立ち上げようと言う試みや、
ファブリケーションとコラボした水耕栽培のお話、
実食ありの、わらび餅愛好会の活動紹介など
こんなにも多岐に渡る、個性的な
ファブリケーションとの関わり方があるのだなと
聞いて、見て、触れて、食べてみて、
驚きと感動と興奮が、一日経った今でも冷めず、
ドキドキワクワクしております。
次回の開催の際には
せっかくの環境を活かした、個人でのモノづくり活動を進め、
ライトニングトークにも参加してみたいと思います。
以上、含笑寺JCTのご報告でございます!