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2017年08月08日 cre8の日は…どんなでした?
どうもお盆です〜
お盆でやんす〜
工場長の佐々木です〜
部屋を真っ暗にしてこれを書いています。
遠くに花火の音が聞こえます。
夏が行ってしまいます。
夏しました?
先日、花火をしました。
公園で。
暗闇に咲く刹那の光の中に、郷愁的な想いしか見い出せず、幼い頃のワクワクやドキドキはとても深いところに埋没したのか、それとも薄ーく薄ーく伸びて僕の身体に融けたのか。
大人になりました。工場長。
先日のcre8の日は念願叶って「暗闇」をお送りしてみました。
大変でしたね。皆ね。すみませんねぇ。わがまま言って。
ありがとうございます。ありがとうございます。
やっぱり楽しかった。でも難しかった。
窓はもちろん、エレベーターの表示、機器の電源、蛍光灯のなんだか分からない小さな小さな緑の電灯に至るまで。
塞げるところは全て塞いだのですが、30分もすればくっきりと皆さんのシルエットが浮かび上がりましたね。
特に蛍光灯のなんだか分からない小さな緑の電灯は、気付けばスポットライトの様に直下を照らしていました。
電気を消した直後であれば感じられない程の光なのに、感覚って凄いですね。
こんなだから、昔も今も本当の暗闇、ましてやそれを複数人で共有するって、なかなかできない体験です。
これをアイマスクでやってしまうと、少し異なったものになります。
周りから見られているのでは?なんて思ってしまったり。
たとえ設営側もアイマスクをしていたとしても、目隠しはストレスに違いありませんし。
いざとなったら自分で外せてしまう。
ここから感じ、生まれ、掴み取られる体験は似て非なるものです。
高校生の頃、コンビニでアルバイトをしたのですが、そこに中国からの留学生ハンさんがやってきました。
年上の後輩です。
ハンさんはとても整った顔立ちをしながらも、赤福12個入りを1人で平らげ、廃棄になったおにぎりを両手に持って食べるという、とてもピュアな青年でした。
そんな彼の日本語はまだたどたどしく、簡単なワードを探しながら会話していた為、いつしか子どもを相手にしている錯覚におちいりました。
中国からの志を持った留学生、かたやなーんも考えていない高校生。
どちらが上とか下とかって話しではありませんが…いや、やっぱり僕の方がどう考えても下です。すみません。ほんと調子のってすみません。
自分の浅さを痛感した事件でした。
知っている/知らない とか
見えている/見えない とか
聞こえている/聞こえていない だとか
些細な立場、条件の違いで自分を見誤り、大切な事を見失います。
…それました。
報告ブログなんです。
情報や知識、立場の違いなんかを簡単に取っ払ってしまう為の手段として
今回は「暗闇」を用いました。
だから大事なことは「暗闇」ではなく「人間って。」です。
圧倒的にフラットで、解放された状況を皆で共有する難しさ。楽しさ。
人を感じ、自分を感じる。考える。
日常的にこんな考え、行動ができたら日々本当に素晴らしいと思っているんですが、
工場長なー。小者だからなー。
精進するでやんす〜。
ということで長くなりました。回の様子をダイジェストでどうぞ。
※音声だけですが、せっかくなので真っ黒画面も付けておきました。
自分を感じてみますと…
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変な声でやんす〜