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cre8で3Dプリンタデビューしちゃいましょう!
こんにちは♪スタッフさちです♪
今日はいつもの長くなっちゃう前振りは置いておいて
シュッと本題に入ります!笑
題して、「cre8で3Dプリンタデビューしちゃいましょう!」
初めてのことにチャレンジ!しようとすると
色んな「???」って出てきますよね。
3Dプリンタにチャレンジしてみたいな!と思ってはいるけれど、
実際に使ってみるにはどうしたら良いの…?とか
プリンタにもいくつか種類がありそうだけど、どう違うの…?とか。
そこで今回は3Dプリンタデビューをご検討中の皆さんの
背中をそっと押すべく、一緒に一歩を踏み出すべく!
cre8でご利用いただける3Dプリンタについて
ザックリご紹介したいと思います♪
それでは早速いってみよー!という前に…
ご利用にあたって一番大切なお知らせになりますので
まずはこちらをご確認ください。
必ずご用意をお願いしているものがあります。
それが、3Dデータ!!
自分が作りたいと思っているモノの
3D(3次元)空間の中で立体的に設計されたデータです。
色々な拡張子がありますが、cre8では.stlでのご用意をお願いしています。
3DCADができる方はご自分でモデリングしていただいたり、
データ作成はできないけど、とりあえず3Dプリンタを触ってみたい!という方は
色々なダウンロードサイトから3Dデータをダウンロードして利用されるのもOK。
(ダウンロードサイト毎のライセンス等、利用規約はご留意ください)
お客様の中には、どうしても作りたいものがあるので!と
参考書を片手にモデリングから頑張ってスタートされる方もいらっしゃいますよ♪
※3Dデータの作成・修正はお客様ご自身でのご対応をお願いしております。
作り方等スタッフはお答えできかねます、あらかじめご了承ください。
そう、一番大事なのがデータなんですね。
これから作ろうとするものの大事な設計図になるので
データがないと3Dプリンタもただのハコになっちゃいます。
また、
cre8には実物をデータ化する3Dスキャナはありません。
例えば、フィギュアやアクセサリーなど
これをそのまま複製したいんだよなぁという場合、
頑張ってモデリングしていただくか、最新のスマートフォンとその対応アプリなどで
必ず3Dデータのご準備をお願います!
また複製に関しては、3Dプリンタに関わらず
著作権等、権利を侵害する様な使い方はお断りしておりますので、ご承知おきください。
それでは、お待ちかねの3Dプリンタのご紹介!
一概に3Dプリンタといっても、出力方式の違いなど色々な種類があるのですが
cre8でご用意しているのは積層(FDM)方式と
光造形(SLAとDLP)方式
の2タイプ!
積層式はソフトクリームみたいに上に上に層を重ねるような、
光造形は液体の中から造形物を引き上げていくようなイメージです。
言葉だけでお伝えするにはちょっと難しい部分もありますので、
同じ3Dデータを使ってそれぞれの方式で実際に出力していこうと思います!
まずは、準備段階のスライス作業。
それぞれの専用ソフトを使って
一層一層どんな状態で出力しますよ~という出力用データに変換します。
今回はサクッとご紹介なので詳しい設定などは省略しますが、それぞれこんな感じ。
この時点ではまだまだ大きな違いはないような…
光造形方式に比べると積層方式は一層の厚みが厚いので
スライス画像も積層されてる~!って感じに見える気がします。
スライスが完了したら、いざ、出力です。
出力前のセッティングと材料がこんな感じ。
徐々に違いが出てきました。
積層方式は常温では固い状態のフィラメントを
プリンタのヘッドパーツで熱して溶かしながら
何もないプレートに造形していきます。
一方、光造形方式は液体レジンがタンクに入った状態。
これをタンクの下からUVライトを照射して固めて造形していくんですね。
では、実際の造形中の違いがこちら!なんだか全然違ってきた!!
折角なので動画でもご紹介すると…
まずは積層方式がコチラ↓
ぐるぐるしてますね~!
積層方式は造形されるところが見えるからず~っと見てられるくらい面白い!
続きまして、光造形方式がコチラ↓
※撮影のため特別にカバーを外していますが、本来はカバーをした状態で出力します※
積層方式とは打って変わってなんとも静かな…
ヘッドが下がった時に底からUVライトが当たっているので
小さい造形物の場合は完成まで姿が見えないこともよくあります。
そして出力が完了した姿と後処理の違いがコチラ!
スライス画像のまんまだ!!笑
積層方式はしっかり積みあがった~って感じがしますね!
それに比べて光造形方式はツルっとした感じ。
造形中に中々姿が見えない分、完成した時の驚きがありますね!
また、後処理についても大きな違いがありまして、
積層方式は造形物がまだ温かい状態で出力が完成するので
しっかり冷ました後、プレートから取り外せばOK!
光造形方式はレジン液でベタベタな状態での完成となるので
アルコール洗浄と仕上げのUV硬化が必要になります。
では、最後に完成した造形物を見比べてみましょう!
お~!!どっちもすごい!
今回はフィギュアのようなモデルだったので
積層痕が目立ちやすい積層方式よりも
光造形方式の方が向いていたな!っていう仕上がりになりました。
ただ、これもあくまでも一例で、
色々な設定を極めていくことで、
積層方式ではこんなにしっかりした精度を出すことも…!!
http://www.cre8.nagoya/a741
※↑リンク先ブログで動画が見れます!ぜひご覧ください!※
どうでしょうか?
サクっとザクっとご紹介してしまいましたが、
少しでも皆さんの???が減っていれば嬉しいです!
今回はご紹介しきれていませんが、
材料のフィラメントやレジンにも種類が色々あったり
出力後の用途によっても使い分けたりと
まだまだ違いはたくさんあります。
実際に出力したサンプルもたくさん店頭に並べていますので、
3Dデビューを考え中の皆さん!
このブログを参考にしていただきつつ、
まずはお気軽にご見学に来てみてくださいね~♪
ご来店お待ちしております!!