化粧板MDFにダイレクト印刷してみたら・・・

こんにちは！スタッフさちです！
最近、初めて芽ネギのお寿司を食べたんですが
あまりの美味しさにビックリしました！！！
私が食べたものは芽ネギ・梅肉・かつおぶしの組み合わせだったんですが
いや～、美味しくて美味しくて。
食べる前は正直、ネタがネギだけ…？って疑ってた自分が恥ずかしい…
思わず翌日スーパーに芽ネギを探しに行きました笑
やっぱり、百聞は一見に如かず、ならぬ一食に如かず！ですね！

ということで、あんまり関係ない話ではありましたが笑
今回は、百聞は一見に如かず、百考は一行に如かず
実際にやってみたら、ほほ～！となった話をご紹介したいと思います～！

まずはきっかけになった写真を見ていただくと…

ダイレクトUVプリンタで印刷したインクが
ボロボロにハゲテイル…
念のためインクの定着が良くなるように
カラーの下にプライマ（接着剤的なインク）も印刷したのに…
ウェットティッシュで強めに拭いただけでこの状態…

今度はこれでどうだ！と思って
プライマ→カラー→クリアインクも重ねて印刷してみたところ

最初よりは定着している感じだけど
金属定規でこすってみたら、
あ～ら簡単！するっと取れました…

ただ、これは設定ミスとか機械の不調とかでは全くなくて
もともとインクが定着しない材料に印刷しているので
結果としては当然のことで。

でも、どうしてもやりたかったんです。可愛いプリント。

だって！
最近入荷した両面化粧板MDFのホワイトオーク！
めちゃくちゃ可愛くないですか？？

可愛く仕立ててよ～
北欧テイストにもナチュラルテイストにも相性ばっちりだから
可愛く仕立ててよ～
と言わんばかりの可愛さ！

なので、早速サンプルを作ってみたところ、
先ほどのインク剥ぎ取り事件が起きた訳です…！！！

まぁ、「インクが定着しない材料に印刷した」と自ら書いているので、
事件でも何でもないんですが　笑
実際にやってみると結構衝撃的な剥がれ具合でした。
「あれま…」って棒読みになっちゃうくらい。

折角の機会なので、もうちょっとだけ詳しく
「なんでこんなに定着しないのよ？」って話をご説明しちゃおうと思います。

まずは、大前提としてダイレクトUVプリンタについてちょっとだけご説明すると
ダイレクトUVプリンタは名前の通り、
印刷したいものにダイレクトに液体のインクを吹き付けて、
吹き付けたインクをUVライトで硬化させるプリンタです。
インクが素材の上で固まって乗っているようなイメージですね。

そのため木材や紙のようなインクが馴染みやすい材料は大得意！
ですが、金属などのツルツルっとした素材は
印刷できたー！と思っても表面でインクが固まっているだけで
素材にきちんと定着はしていないため
触ってみるとスルスルスル～とインクが剥がれてしまうことがあります…

まさにこれです…
でも、あれ？って思いません？
今回使ったMDFって木材じゃない？印刷の得意な素材じゃない？って。
思うよね、普段のMDFだったら私も思います。

しかーし！
今回使ったのは化粧板MDF。
そうです、MDFの上からしっかりシートでお化粧してるんです。